2023-11-07ペットロスにはぬいぐるみが効果的?使うメリットを紹介

2023-11-07ペットロスにはぬいぐるみが効果的?使うメリットを紹介

2023.11.07更新

ペットロスにはぬいぐるみが効果的?使うメリットを紹介


家族の一員でもある愛猫との別れのあと、しばらくは気持ちの整理がつかないでしょう。
悲しい思いを口に出すことは、ペットロスを快復するのに最も大切なことです。
誰かに話すことが難しい場合は、本物の猫の鳴き声が搭載されている「おしゃべり人形」を活用する方法もあります。
ペットに話しかけるように、ぬいぐるみに向かって話すことも効果的です。
それにより、前向きに気持ちの整理をつけることができるかもしれません。

ペットロスのぬいぐるみのメリット

人生を共に過ごしてきた愛猫が突然いなくなるのは、どの飼い主にとっても辛くて悲しいことです。
一緒にいた年月が長いほど、いつも当たり前に見ていたその姿をときには探してしまうこともあるのではないでしょうか。
そのような場合に、ぬいぐるみがあることで、確かにそこに存在するという安心感が得られます。
ぬいぐるみを抱きしめたり、撫でたりすることで、ペットロスの症状が快復に向かう可能性があります。
さらには、やわらかくて触り心地がよい点も癒しに効果的です。
愛猫と過ごした日々を思い出しながら話しかけることで、心の安定にもつながるでしょう。
そして、自分自身の気持ちと向き合うためのきっかけにもなります。
長い期間に悲しみが続いてしまうと、身心共に疲れ果ててペットロスが重症化してしまう場合があります。
そうなる前にぬいぐるみが愛猫の代わりに身近な存在となり、気持ちが変化するきっかけづくりになります。

自分の気持ちを伝えられる

家族の一員であり大事なパートナーでもあった愛猫に、自分の胸のうちを何でも話していた、という人は少なくありません。
そして、その存在がいなくなってしまった今、一番話を聞いてもらいたいのも、その愛猫ではないでしょうか。
誰かに心境を伝えたくても、それができずにペットロスの症状が続いてしまうことがあります。
そのようなとき「おしゃべり人形」に話しかけ、自分の気持ちを思いっきり口に出すことで心のもやもやを晴らせれば、快復に一歩近づきます。
また、音声を認識する機能が搭載されているぬいぐるみであれば、一方的に話している感覚はあまりないでしょう。
心に溜めこんだ思いを吐き出すことは、ペットロス症状の改善につながります。

喪失感を補ってくれる

愛猫をなくした後のなんとも言えない喪失感を、誰かに分かってほしくても話すことができないと感じることがあるのではないでしょうか。
家族でも同じ感情を持っていない、またはペットを飼ったことのない人などは、理解しづらい場合があるかもしれません。
そのような状況では、自分の悲しみを分かってくれる人を探すこと自体に、疲れてしまいます。
また、人とコミュニケーションをとるのも辛い、と感じている場合は、無理に話すことでストレスを感じてしまうでしょう。
そのような状況であれば、ぬいぐるみをギュッと抱きしめたり話しかけたりすることで、徐々に気持ちがほぐれていくかもしれません。

話しかけることで心が落ち着く

ぬいぐるみを利用して気持ちを癒すことは、ペットロスにも効果的です。
いつも愛猫にしていたように、ぬいぐるみに向かって話しかけることで、心を落ち着かせることができるでしょう。
心の中に溜めこまれている気持ちをはき出して、気分が軽くなることもあります。
ペットロスの症状には、話を聞いてくれる人がいることが必要です。
声に出すことで気持ちの整理もつきやすくなり、結果、精神状態が安定してきます。
話し相手がぬいぐるみであっても、自分の気持ちを表現することが症状の緩和に役立ちます。
声が搭載されている場合は、話を聞いてくれている感覚になるのでさらに効果的です。

ペットロスのぬいぐるみのデメリット

ぬいぐるみは、癒し効果や安心感を得られるなど、ペットロスにもたらすメリットは十分にあります。
そこを理解した上で、デメリットについても知っておいた方がよいでしょう。
たとえば、愛猫にそっくりなぬいぐるみを作ることで、気持ちが癒されることもあります。
ただ、何らかの理由で処分する場合、二回も見送ることになってしまうので、よく考えてから決めたほうがよいでしょう。
さらにはペットの毛を使って作ったぬいぐるみの場合、再びペットロスの症状が出てしまうことがあります。
また、愛情を注いでも生きているものではないので、もの足りなさを感じることがあるかもしれません。

逆効果になる可能性がある

愛猫を失ったばかりのときは、写真や使っていたアイテムを見るのも辛く感じる人もいます。
愛情いっぱい注いだ存在がいなくなったことで、寂しく思ってしまうのは当然です。
よかれと思って、猫のぬいぐるみを贈られることがあるかもしれません。
ただ、それによってさまざまな思い出が蘇り、さらに辛くなって悲しみが続き、逆効果になってしまう可能性があります。
また、実際の愛猫とぬいぐるみとでは、姿形が異なっているため、愛着が持てないこともあるでしょう。

お手入れや保管が必要になる

ぬいぐるみは、お手入れや管理の仕方で永く一緒にいることができます。
ただ、使い方によって破けたり汚れたりするでしょう。
必要に応じて、専門の業者に依頼して修繕してもらうことも選択肢のひとつです。
普段から、ぬいぐるみを撫でたり一緒に寝たりしていると、毛が寝てしまうことがあります。
そのようなときはブラッシングをするなどで復活する場合もありますが、素材によるので注意が必要です。
また、自身のライフスタイルの変化によって、収納するときがくるかもしれません。
そのままにしておくと、場所も取ってしまいますが、愛着がある場合は、どうするか迷ってしまうでしょう。

ペットロスを克服するための手順

ペットロスを克服するための方法は、人それぞれ異なります。
ある論文では、悲しみと向き合うために「お墓を作ってあげた」という人が、回答者の7割を超えています。
愛猫との突然の別れによる喪失感のため、ペットロスになるのはあたりまえの現象です。
時間が経過するごとに軽減されていくことが多いのですが、症状が長引いてしまう場合もあります。
そのような状態になると、身心ともに疲れ果て重大な病気を引き起こしてしまう人もいます。
感情をため込まずにむしろ吐き出すことで悲しみに向き合うことが必要です。
ペットロスの症状については、以下の5つのプロセスを踏むことで乗り越えられると言われています。

1.否定

そもそも、ペットが亡くなった事実を飼い主が受け入れられない場合があります。
まだ生きていると信じ、助けを求めることがあるのです。
これは心が苦痛だと感じさせないための一種の現実逃避であり、自己防衛反応です。
飼い主がその先に進むためには、悲しみを受け入れる必要があります。
人によって現実を受け入れるには、数日から数ヶ月以上かかるかもしれません。
いなくなった原因によってもかなりの時間が必要になる場合があります。

2.交渉

飼い主がこの状況を変えるためには、どんなことでもするという強い気持ちになることです。
たとえば「ペットの身代わりなりたい」や「生き返らせてほしい」など藁をもつかむ気持ちになります。
また、これからの行いを改めるようにするから、願いを叶えてほしいとなります。
お願いする相手は、神さまや仏さま、さらにはペットへ向けて懇願する状態になる段階のことです。

3.怒り

ペットと突然の別れをした飼い主は、その恐怖心から怒りの感情が沸き起こってきます。
その怒りは、獣医師や原因となった病気、そして事故であれば当事者や、さらにはペットにまで向けてしまいます。
その状況が受け入れられず、目に見えない何かに対する怒りの感情であることが虚しく思えて、余計に増長していきます。
それにより、自分と身近な人を責めるようになって事実が受け止められないのです。
この怒りを何らかの要因によって抑えられてしまうと、発散できずに内部に溜めこまれてしまいます。
それによって、ペットロスがより深刻化してしまかもしれません。

4.受容

愛猫と別れたあとの否定・交渉・怒りを経たあとに、少しずつ現実を受け入れることができたら、立ち直るまでもう少しです。
ただし、ペットをなくした事実を理解しただけで悲しみや苦しみが消えたわけではありません。
とはいえ、生涯に渡って悲壮感が続くことは少ないでしょう。
一緒に過ごした日々、ものや人、そして行った場所などについて、楽しく思い出せるようになれば次のステップに移れます。

5.解決

ペットロスを克服するには、ペットを失ったという現実を素直に受け入れることができなければなりません。
人によって数ヶ月以上かかる場合があり、一緒に過ごした思い出を大事に思えるようになることです。
ゆっくりとでも悲しみが薄らいでいき、身心共に健康になることで愛猫と過ごした日々を永く思い続けられるのです。
徐々に心の痛みが減っていくと、愛猫に悪いと思ってしまう人もいるようです。
悲しみは一生続くものではありません。
自身が前向きに過ごせるようになることで、さまざまなことに向き合えるようになります。

ペットロスの具体的な克服方法

ペットロスを克服するための5つのステップを経るには、実際にどのような方法があるのでしょうか。
まずは、悲しみを封じ込めずに、吐き出すことが最も重要です。
つらい現実を受け入れないままでいると、克服したように思えることがあります。
ただし、その後ずっと長い期間、トラウマとして苦しむことになってしまいます。
人によって克服方法はさまざまですが、自分に合ったペースや方法で、無理なく乗り越えることが大切です。
その症状を悪化させないための5つの方法について、説明していきます。

我慢せずに泣く

愛猫との突然の別れで悲しむのは当然の感情です。
それでも周りに気を使って泣けない、と思っていませんか。
無理に笑顔をつくるとか、考えないようにする必要はありません。
思いっきり悲しんで、泣いて別れを惜しむことこそがペットロスを克服するために大切なことです。
愛情を注いだ分、悲しみも深くなっているため、立ち直るためにも悲しみを抑えずに、気持ちのままに涙を流してあげることも供養になります

思い出に浸る

ずっと愛用していた食器や服などには、思い出がたくさんつまっています。
また、一緒に撮った写真と共に、思い出がよみがえってくるでしょう。
それと同時に、ペットが幸せだったのだろうか、と思い悩んでしまうことがあるかもしれません。
つらい気持ちが溢れそうになったら写真を見返してみてください。
そこに写っている愛猫の思い出に浸ることで、気持ちを少しずつ整理していけるようになるでしょう。

ペットとの思い出を整理する

一つひとつのアイテムに、ペットとのさまざまな思い出があるでしょう。
それらを気持ちが落ち着かない状態のまま、急いで整理してしまうことはありません。
その愛用品の数々をどのようにするかは、飼い主さんがしたいようにすることが一番です。
大事にとっておくか、見える場所に写真と共に飾っておくのもよいでしょう。
または納骨堂に納める方法もあります。
ペットの愛用品の整理は、思い出を消し去ることではありません。
むしろ飼い主側の気持ちも整理できて、楽しかった日々を思い出す大切なプロセスです。

理解してくれる人に話す

誰かに話しを聞いてもらうことは、ペットロスの改善には必要不可欠です。
家族や友人でも、同じ感情を持っていない場合、慰めようと思って言ってくれた言葉によって、さらに辛い思いをするかもしれません。
そして、その感情を閉じ込めてしまおうとすると、余計に悲しみが長引いてしまいます。
そういうときは同じようにペットを飼っている人や、気持ちを理解してくれそうな人と話をするようにしましょう。
プロのカウンセラーに相談するのもひとつの方法です。

しっかりと供養する

悲しい気持ちはもちろんあるものの、きちんと供養をしてあげることでペットとの別れに向き合えるようになります。
その際に、愛用品を一緒に入れてあげるのもよいでしょう。
自身の区切りをつけることはもちろん、ペットにとってもしっかり供養してあげることが、飼い主にとっての役目でもあります。
ここまではペットロスにはぬいぐるみを使うメリットをお伝えしました。
こちらでは、大人にも愛されるぬいぐるみの癒しの効果を掘り下げて解説しますので、合わせてご覧ください。

まとめ

ペットロスを克服するには、悲しい気持ちを抑え込まないことです。
そして、自身の気持ちを口に出すことが最も大切です。
誰かと話をすることで悲しみを共有できればよいのですが、それが難しい場合は、ぬいぐるみを活用するのもよいでしょう。
「おしゃべり人形みけねこミミコ」には、本物の猫と子どもの声が搭載されています。
おしゃべりモードは音声認識も搭載されているため、10通りの返事ができるぬいぐるみです。
愛猫にしていたように、話しかけたり撫でたりすることで心の整理がつくようになるかもしれません。
自分のペースで少しずつ前向きになれるよう「おしゃべり人形」を活用してみてはいかがでしょうか。

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